作画の印象が変わったと言われた。
言われてみれば、確かに･･･。
技術もスピードもないくせに、
なんだかどんどん味も落としている気がする。
自身、輪郭の立体感とか動きの気持ち良さに対する
フェティシズムも最近感じていない。
おまけに元気もなければ、やる気もない。
ずーっと腐ったまま。
以前は負けるもんかと見ていた他人の頑張っている姿に
今は劣等感と負け意識。

絵を描くのは楽しいこと。
楽しいことなんだよ？
こんな調子じゃなんにも出来やしない。
大切な感覚を忘れている気がする。

は？何甘いこと言ってんの？


楽しくない人生に意味は無い。
意味とは納得。
納得は、　楽しい？

駄目なやつは何処に行っても駄目なんだ
自分で変わろうとしない限り
同じ理由で逃げ出して
いつまで経っても堂々巡り
言い訳ばかりで自分を囲って
雁字搦めの八方塞がり

そうなる前に
後ろを向いて逃げ出そう
重たい鎧は捨てて
周りを見渡して
もっと遠くへ
まだ誰も行ったことのない場所まで
絶対に誰の手も届かないところまで
出来得る限りの手段を尽くそう
首を吊るにはまだまだ早過ぎる

気分が暗い･･･
最近鬱過ぎる･･･

　

人の幸せってなんだろう、と思う。

バイト仲間で、理系でスポーツマンの大学生がいるんだけど、
硬派でカッコ良くて、すごく頭も良いのに、
安定した職に就いて、可愛い娘と付き合いたいと言う。
いや、世間一般としてはそれは普通のことなんだろうけれど、
なんとなく、自分の目にはそれが新鮮だった。
そういう人は、今まで物語やフィクションの中でしか見たことなかったから。

たぶん、自分は”普通”に生きることを馬鹿にしている節があるのだと思う。
きっと”普通”な人生を送ることがどれだけ大変であるかを知らないんだ。
多くの人がどれだけの苦労をしてその”普通”を勝ち取ることか。

4月いっぱいで、今のバイトを辞めることにしました。
だって、シフト減らしてって申請しても結局週6なんだもの。
このブログ同様、頭の中がコンビニでいっぱいになる。
何も吐き出せないでいる事に、自分で自分に失望してしまう。
←そうやって、また逃げるの？
店長にもマネージャーにも疲れちゃったんだもの・・・。
←また言い訳？
もう、あんまりここに長居したいとは思えないんだもの。

バイトの面接のとき、店長は
「君は僕と似たタイプだと思う」と言っていた。
たしかに、自分もなんとなくそうは思うところはある。
ただ、決定的に違った点は、
店長は仕事のできる人で、
いままで誰にも頼らずに生きてきたということだと思う。
ひたすらお金を回す為の世界で、孤独に生き抜いてきた元エリート。
そこらへん、自分とは全く正反対。
自分が師匠の話をすれば「君はホモかｗ」と一蹴されてしまった。
「店長には、お世話になった人はいないんですか？」と聞くと、
挙げられたのは、取引先の相手の数々。
(そういう意味じゃないんだけどなぁ・・・。)
プライドが高いのか、よく過去にやってきた自分の仕事の自慢話をする。
昔取った杵柄？
真面目過ぎるほど真面目で、不器用。
でも、数字を読むということには長けていて、
悪人というわけではないんだけれど、
人のこころが読めないというか・・・・。

ちょっと前、先月辞めたバイトの先輩に
「君は”情”で仕事をしているから心配だ」
みたいな事を言われた。
なるほど、なんとなくその表現は的を得ていると思う。

いつだって自分は自分の感情を切り離せずに動いている。
アニメーターやってるときだって、機械的に数をこなすというのが飲み込めず、
技量的にはそこまで良い仕上がりではなかったけれど、
結局最後まで、どうしても自分の納得を捨てられなかった。

コンビニのバイトだってそう。
細かいところへの拘りや、勤務時間外でも勝手に仕事をしていたり、
散々コキ使われて辞めた同僚を悪く言っていた店長に
直接文句を言って逆に怒られたりと、
何も言わずに、もっと機械的に、最低限やることだけやって、
サボろうと思えばもっと楽できるはずなのに、
どーでもいいところが許せなくて、疲れ果ててしまう。
そんで自分はいつもいっぱいいっぱいになってるから
適当に仕事をこなしている人の方がどんどん新しいことを覚えて先へいく。

簡単に言えば要領が悪い。そんなことはわかっているのだが、
どうしても汚れとか、乱雑に置かれた商品とかが気になって仕方が無い。
作画しているときもそんなだった。
自分は未だにアニメーター時代と同じ葛藤を抱えているのである。