いわゆるチラシの裏。
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ご無沙汰しております。近況報告をば･･･。
今年に入ってからのそれからですが、
まぁ･･･
ダメダメのダメみたいな感じですね･･･。
何かもう、モチベーションが上がらないというか･･･。
あらまし。
年末に、OPのｺﾝﾃ演出やらしてもらって、
個人的には以降ずっと、その罪悪感を抱えておりまして･･･、
償いの意味でも本編の原画作業のお手伝いをしていたのですが、
その後、責任に怯えながらといいますか、
ずっとその結果を引きずったまま、
全然楽しい気持ちになれなくて、そうなると、
どんどん自己管理が出来なくなってきて･･･。
制作さんは未だに特に何も言ってこないけど、
終盤また自分の所為でまた足をひっぱることに
なってしまいました･･･。
で、その終盤あたりのタイミングでひとつ、
別の方角から個人としての
お仕事のご相談が舞い込んで来たのですが･･･、
終盤のﾋﾟﾘﾋﾟﾘを引きずったまま、
ややヒステリック気味になってたのもありまして、
初対面のメッセージの差出人相手に、
全く関係無いのに若干八つ当たり気味な文面での
対応をしてしまいまして、
結局、条件交渉の結果、
後味悪目な破談にしてしまった気がします･･･。
内容的には、
納期や報酬的にはたぶん
向こうの業界の一般的な相場程度なのだとは思うのだけど、
企画的には大き目で、責任や、求められるハードルも高く、
やり方次第だとは思うけど、
手描きで「ﾌﾙｱﾆﾒ」(?)としてはちょっと見合わない･･･。
でも、基本的に給与に関してはそこまで頓着は無かったので
多少無茶にはなるけど、もし疲弊していなければ
引き受けたいくらいの内容ではあったと思う･･･。(未練ﾀﾗﾀﾗかよ)
ただ、前回の件ですっかり自信も失くしてしまったし、
でも母の件もあって、
取り急ぎ名誉になるものが欲しいという思いもあって、
それで迷ってしまって･･････。
最終的には、向こうの方から断わらせるような形で
終わってしまったのだけど、
それでもこれは無理して引き受けなくて正解だった･･･。
3月末、PCが故障して、修理することになった。
もしあの消耗し切った状態であの企画を引き受けて、
更にこの追い討ちを喰らっていたらと思うとゾッとする･･･。
今は大学4年のときに買った古いPCを引っ張り出してきて
この文章を書いているのだけれど、
やたら重くなってて仕事には出来なさそう･･･。
やはりもう1台くらい予備を用意しておくべきだろうか･･･。
とはいえ、PCを修理に出してからここ数日、
強制的にネット環境から引き剥がされて、
久々に部屋の掃除が出来た。
夜は無音の中で詰んでいたマンガ本を読み耽り、
それでも乱視もだいぶ良くなった。
思えば、2016年あたりからずっと途切れなく
なんやかんや手持ちを抱え続けていた状態だったので、
(返答待ち期間はあったけど)
ようやく少し肩の荷を下ろせたという感じ･･･。
でも、先日、
結局また断わりきれなくて、
PC環境が復旧次第、すぐにまたひとつ
お仕事をすることになった･･･。
夏アニメの原画のお手伝いなのだけど、
スケジュールがかなりしっかりしているのか、
もう××話のコンテまで上がっている。
ただ、納期までにそれだけ余裕があるということは、
それだけ求められる作品の質も高いということで･･･。
少量で、〆までじっくり作業できるという内容は
願ったり適ったりなのだけれど、
給与的には他TV作品と比べて
そこまで高いというほどでもないので
時間を掛ければ結局それだけロスになる･･･。
あとは･･･、
最近自分が「情熱」みたいなものを
失いかけているのがちょっとマズイ･･･。
この1年以上のアウトプット続きで、
一時的に消耗しているだけで回復できる状態のものなら
それはそれで良いのだけど･･･。
昨年の、
ヤル気のないご年輩の原画さんの仕事に苦しめられて、
その後に自分が今度は疲弊した状態で他人に迷惑を掛け･･･、
いつか憧れのひとつだったOPの演出も、
アイディア勝負で何も出せず･･･。
色々と、人の上に立たされてはみたものの、
結局そのことでは楽しさも、満足感も得られなくて、
それでこの業界内での出世に関してはもう
魅力的には思えなくて･･･。
(いつかの「憧れに憧れる」的な意味で言えば、
自分の仕事を魅力的に魅せられない人間は
上司や導き手としては好ましくないと思う･･･。
(でも、そういう人間が業界のブラックに
拍車をかけているのかもしれないけれど･･･))
どんどんモチベーションを失っていく最近の自分の延長線上に、
昨年のご年輩の原画さんのお仕事が、
まるでそれが、このままの自分の行く末に重なるようで、
より一層の不安と恐怖を感じる･･･。
だから最近、
リビドーが足りないだの、
フェティシズムが足りないだの、
「憧れ」が足りないだのと、
喘いでいる･･･。
それで今年こそ、
この業界から足を洗わねばと思っていたのに、
いっときの上っ面で、
結局また仕事断われなかったし･･････。
力を合わせて一本の企画を成し遂げることの喜びも
あるとは思うのだけれど、
単純な作業員になってしまえば
最終的には早さの勝負･･･。
別に自分が特別だとかの選民意識はないのだけれど、
誰にでもできる作業ならば
結局自分には勝ち目が無くて、
それでいつも足を引っ張るばかりで、
もっと早くて上手い人がやってくれれば良いのに、
と思うくらいなのだから、
きっと自分にはもう、作品に関わらせてもらうことに対する
喜びみたいなものは失ってしまったのではないかと思う･･･。
単純に、自分が役に立てている実感が無いからだろう･･･。
自分さえいなければ、ここを違う人が担当していれば
この作品はもっと良い物に仕上がっただろうに･･･、と･･･。
そんなに人手不足なのだろうか･･･。
人がいないならアニメなんか作らなければいいのに･･･。
ただでさえ少ないパイの
レッドオーシャンの顧客しか視界になくて、
それを勝ち取るために低い予算、短い期間で
ハードルばかり上げていって、お互いに首絞めあって･･･。
みんながそうしてるから？
他の人が頑張っているのに？
レミングスかよ･･･。
きっとみんな、引き返せないんだ･･･。
それ以前に、自分は足が遅いので
その集団自殺には付いていけない･･･。
正直、アニメは独りで作っている方が楽しい･･･。
別に誰が嫌いだからとかそういうのではないのだけれど、
立ち位置とか、深く関われば関わるほど煩わしくなる･･･。
だから個人のスキルの幅を広げたい･･･。
アニメじゃなくてもいい。
1～10まで、アイディアからパッケージングまでを
独りで出来るようになりたい。
3月の断わった仕事も、断わった要因のひとつは
自分の撮影に関する技術不足が理由だったし･･･。
だから、兎に角、レミングスになる前に、
もう新年度だけど、
今年はもう日銭稼ぎの次に繋がらないような
ルーチンワークに時間を割くのはいい加減に終わりにして、
スキルの幅や、憧れ含めて、
引き出しの補充をしっかりさせたい。
それで独りでも生きていけるようになりたい。
だってもう、この業界内での出世には
興味も魅力も感じていないんですもの･･･。
とはいえ、
とりあえず、さしあたっては
PCが戻って来次第、
引き受けてしまった手持ちを片付けなければならないから、
その分の作画のモチベーションだけは補充しておかなければならない･･･。
情熱のかけらも乗っていない作画ほど
目も当てられないものは無いもの･･･。
やる気が出ないのは、
もう長いことインプットの期間を設けていないから･･･?
最後に観た流行の映画は、パシフィックリム(ﾚﾝﾀﾙ)だったと思う･･･。
一応、タマフルの映画評は毎週聞いているから、
なんとなく観たい映画は多いのだけど･･･、
また新しいものに触れれば、
モチベーションも沸いてくるだろうか･･･。
あと、例の･･･、
空き時間にちょこちょこ弄っているものがあって･･･、
たぶん、減滅される内容だと思うので
きっと最後まで公の場では公開はしないと思う･･･。
でも、なんだか中学･高校時代に
初代プレステで作ってた頃を思い出すようで楽しい。
(その当時作ってたものはちゃんと健全な内容だったけど･･･)
とりあえず、新しい試みのひとつというか、
ワンチャン生計の助けになることを期待して･･･。
あとは、キャラクターに対するこだわりというか･･･、
最近の仕事続きで、作画に関する向上心とか執着心も
どんどん希薄になっているのを感じていたので、
いつかどこかのタイミングで思う存分、
自分の趣味嗜好、性癖、フェティシズムを
洗い浚い爆発させたものを一本くらい形にしてみたい！
･･･という思いもあったのですが、
友人に、ラフ画とともにカミングアウトしたら、
ちょっと引かれました･･･。(泣
できれば今年中には販売まで形にしてみたいのですが、
でも、最近ちょっとマザコン気味なので、
それは今急いでやることなのか？
もっと優先するべきことが他にあるのでは？
と、悩む･･･。
スノーボール的には、転がすなら
早ければ早いほど早くあるべきなのだけれど、
息子の最後の晴れ姿的には、
やっぱりもうちょっと世間体の良い仕事を
狙って取りに行くべきなのではないかと･･･、
そんなふうにして、
線の一本一本の置き場にしても優柔不断で、
そうやって迷っているうちに手が止まってしまうから
自分は仕事が遅いのだ･･･。
あぁ･･･、何もかも削ぎ落としたい･･･。
みんな自分なんかに関わらなければ良いのに･･･。
でも、母も、会社で頑張ってるスタッフさんも、
みんな好きだから困る･･･。
(嫌いな人もいるけど)
･･･なんだか、事のあらましと
思ってることを書き並べていったら
とても長くなってしまいました･･･。
本当は、もっと掘り下げて語りたいことも
たくさんあったのですが、今年はもう
今度こそ仕事は取らないので(名誉になるものは別)、
それはまた今度にしましょう･･･。
あと、前回の記事の訂正で、
「中国の会社」と書きましたが、
社長が中国人の方なだけで、一応日本の会社さんでした。
でも、海外撒きに強い感じなのか、
自分の携わった企画に関しては
原画と美術に関してはほとんど中国の方がやってくれた
感じだったのかなと思います。
今になって考えると、不備だらけな自分の指示と、
あの無茶苦茶な状況から、よくあの形までもっていったなぁと、
スタッフの皆様にはとても感謝しています･･･。
あと、前回の厨二くさい記事のタイトルは、
元ネタがあったのですが、
記事の中のネタの回収要素を削除してしまっていたという、
本末転倒なタイトルでした。
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