会社の仕事の方が大詰めで、
9月に入ってからずっと土日を返上して働いています…。
一日に17時間くらい働いたりする日も多いのですが、
単に自分の仕事の上がりが遅くて時間が掛かっているだけで、
要求されるクオリティや、なかなか上がらないスピード、
睡眠時間を削れども、先輩方に迷惑をかけてしまったりと、
日々、心をへし折られるような毎日です…。

走れども走れどもウサギたちには追いつけない、
やっぱり自分はカメなのだなぁ、と思う一方、
自分は今目の前にいるのウサギたちの積み重ねてきた
努力の量を知らなかったりもするので、
ウサギだカメだと、人をそんな先天的な例えで区分するのは
馬鹿馬鹿しいことなのかも知れません。

〆切りに間に合わず、何度も頭を下げ、
「出来ない子」として見損なわれるのが怖くて、
在って無いような歩合制の給料での生活で、
自分に才能や実力がないことを未だに認めたくなくて…。
そんな中で、私はどこまでこの場所にいられるのか。

実家が被災した今、誰の頼りも期待できない。
残りの貯金では、あと一回引越しするのがやっとなくらい。
「一身上の都合で～」と、次々といなくなっていく
自分よりも優れた先輩や同僚たちを見ていると
あぁ、次は自分の番なのかもしれない、と思ってしまう…。

津波さえなければまた違ったのかもしれないけれど、
もう、なんとなく、先が見えてしまっているのが自分でもわかる。
だけど、もう少しだけ。
雪が、
この城端の雪が見たい。
それまでに、行けるところまで、悪あがき…。