いわゆるチラシの裏。
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バスの待合室のベンチで、男の子がひとり泣いていた。
「どうした、坊主?」
声をかけたのは汚いナリをした男だった。
男の子はそちらを見ないままに云う。
「大人なんて嫌いだ。
大人はズルイ。僕はあんな大人になんかなるもんか。」
「がはははは。でもなあ坊主、
ズルもいつかは覚えておかないと、大人になったときに苦労するぞ?」
「それでもいい。僕は絶対にズルなんかしない大人になるんだ。」
上りのバスが来る。しかし、表示されている行き先は
漢字が難しくて、その男の子にはまだ読むことができなかった。
どうしようかと迷っている男の子のうしろから、
「乗らんのか?次に来るバスは―、まだだいぶ先になるなあ。」と男が笑う。
苛立ち混じりに「うるさい。」と、その男の顔も見ずに
男の子はその上りのバスに飛び乗った。
扉が閉まり、発進するバスに、ベンチに座ったままの男が叫んだ。
「頑張れよ―。小児半額だからな。
いまのうちなら俺よりも倍は遠くへ行けるさ。」
少しして、上りとも下りとも付かないバスが来た。
汚いナリをした男は、いつの間にかベンチにはいなくなっていた。
「どうした、坊主?」
声をかけたのは汚いナリをした男だった。
男の子はそちらを見ないままに云う。
「大人なんて嫌いだ。
大人はズルイ。僕はあんな大人になんかなるもんか。」
「がはははは。でもなあ坊主、
ズルもいつかは覚えておかないと、大人になったときに苦労するぞ?」
「それでもいい。僕は絶対にズルなんかしない大人になるんだ。」
上りのバスが来る。しかし、表示されている行き先は
漢字が難しくて、その男の子にはまだ読むことができなかった。
どうしようかと迷っている男の子のうしろから、
「乗らんのか?次に来るバスは―、まだだいぶ先になるなあ。」と男が笑う。
苛立ち混じりに「うるさい。」と、その男の顔も見ずに
男の子はその上りのバスに飛び乗った。
扉が閉まり、発進するバスに、ベンチに座ったままの男が叫んだ。
「頑張れよ―。小児半額だからな。
いまのうちなら俺よりも倍は遠くへ行けるさ。」
少しして、上りとも下りとも付かないバスが来た。
汚いナリをした男は、いつの間にかベンチにはいなくなっていた。
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口を開けば言い訳ばかり。
みっともない。
もう、嫌んなっちゃう。
やる気で望んだ週明けだったのに、
春の陽気の所為か、出だしから体調不良で、
簡単な仕事なのに何日も泊り込んで、
にもかかわらず、挙句、〆にも間に合わず、
もう、リアルに明日にでも
辞表を叩き付けんばかりの勢いで落ち込んでいたのに、
露骨なアメとムチによって上手いこと操られてしまう。
くやしいでも(ry
横にならなさ過ぎて、浮腫みで足がまた内出血してきました。
今度は逆の足です。
「自分、頑張ってるもん!」なんて、
結果出せなきゃ意味ねーっつーの。
効率だけを考えるなら、出来る人に手伝ってもらった方が
断然早く終わる。っていうか、それなら
足手まといな自分なんかいない方が―、ってなる。
趣味が高じて、その延長で就いたこの仕事だけど、
やっぱり趣味と仕事じゃ全然違う。
最近、プロフェッショナルになることに疑問を感じている。
毎日毎日、枚数枚数枚数枚数枚数枚数枚数枚数枚数枚数枚数枚数・・・・
それで? プロに成って―、で、それから?
どうなるというのか。
単なる技術屋。愛すべきは企画ではなく、作業。
自分はたぶん、プロに成りたいんじゃない。
ただ、面白いものが作りたい。それだけ―。
それじゃ駄目なんだ。もっと冷徹に、
遊びじゃない、仕事なんだ。金儲けなんだ。
「面白いもの」を作らない会社なら興味はなかった。
つまり、それはアマチュアの商品に対する愛でしかない。
今の自分に必要なのはきっと、意識改革。
みっともない。
もう、嫌んなっちゃう。
やる気で望んだ週明けだったのに、
春の陽気の所為か、出だしから体調不良で、
簡単な仕事なのに何日も泊り込んで、
にもかかわらず、挙句、〆にも間に合わず、
もう、リアルに明日にでも
辞表を叩き付けんばかりの勢いで落ち込んでいたのに、
露骨なアメとムチによって上手いこと操られてしまう。
くやしいでも(ry
横にならなさ過ぎて、浮腫みで足がまた内出血してきました。
今度は逆の足です。
「自分、頑張ってるもん!」なんて、
結果出せなきゃ意味ねーっつーの。
効率だけを考えるなら、出来る人に手伝ってもらった方が
断然早く終わる。っていうか、それなら
足手まといな自分なんかいない方が―、ってなる。
趣味が高じて、その延長で就いたこの仕事だけど、
やっぱり趣味と仕事じゃ全然違う。
最近、プロフェッショナルになることに疑問を感じている。
毎日毎日、枚数枚数枚数枚数枚数枚数枚数枚数枚数枚数枚数枚数・・・・
それで? プロに成って―、で、それから?
どうなるというのか。
単なる技術屋。愛すべきは企画ではなく、作業。
自分はたぶん、プロに成りたいんじゃない。
ただ、面白いものが作りたい。それだけ―。
それじゃ駄目なんだ。もっと冷徹に、
遊びじゃない、仕事なんだ。金儲けなんだ。
「面白いもの」を作らない会社なら興味はなかった。
つまり、それはアマチュアの商品に対する愛でしかない。
今の自分に必要なのはきっと、意識改革。
ダンッ! ドンッ! ザササッ、バンッ!
上司さんの机から聞こえてくる効果音である。
その後に吐く、深くて熱いため息は、
まるで一人のアスリートである。
先々週、ががめはだいぶサボタージュであったので、
同期の子から、
お前は最近たるんでいる。
そんな気持ちで仕事に取り組むのであれば、もう辞めた方がいい―。
という内容の忠告を受けていたが、
本気を出した上司さんの働く姿を見て、百聞は一見にしかずであった。
意識が違う。
業績は芳しくないものの、ががめはこの仕事が"好き"だった。
気持ちだけなら他の同期にも負けないとは思っていたのであるが、
ただ、その"好き"は、未だにファンやアマチュアの抱く"好き"でしかなかった。
仕事が好き―。
今の企画を良い物にしようという気持ちなら
他のどの同期にも負けない。負けないはずだと思う。
けど、よくわからなくなってきている。
よくわからない。
会社が好きかと聞かれれば、もちろん好きなのだけれども、
共に心中できるほどの忠誠心は、今の自分にはまだ無いのだと思う。
だから、今はとにかくもっと、本当にがむしゃらに頑張ってみようと思う。
本質は、そもそも、会社が今求めているものなんて、
一定の質を保ったままとにかく数を上げてくれる人材でしかない。
愛なんて付属品でしかない。
遅すぎる亀の歩みでも、たまに後退することがあっても、
少しずつ、少しずつ、進み続けている実感はある。だから、
今日は1日休んでしまったけれど、色々ぐちゃぐちゃだけど、
だから、これまで以上に、とにかく頑張るんだ。
中国人のように。
上司さんの机から聞こえてくる効果音である。
その後に吐く、深くて熱いため息は、
まるで一人のアスリートである。
先々週、ががめはだいぶサボタージュであったので、
同期の子から、
お前は最近たるんでいる。
そんな気持ちで仕事に取り組むのであれば、もう辞めた方がいい―。
という内容の忠告を受けていたが、
本気を出した上司さんの働く姿を見て、百聞は一見にしかずであった。
意識が違う。
業績は芳しくないものの、ががめはこの仕事が"好き"だった。
気持ちだけなら他の同期にも負けないとは思っていたのであるが、
ただ、その"好き"は、未だにファンやアマチュアの抱く"好き"でしかなかった。
仕事が好き―。
今の企画を良い物にしようという気持ちなら
他のどの同期にも負けない。負けないはずだと思う。
けど、よくわからなくなってきている。
よくわからない。
会社が好きかと聞かれれば、もちろん好きなのだけれども、
共に心中できるほどの忠誠心は、今の自分にはまだ無いのだと思う。
だから、今はとにかくもっと、本当にがむしゃらに頑張ってみようと思う。
本質は、そもそも、会社が今求めているものなんて、
一定の質を保ったままとにかく数を上げてくれる人材でしかない。
愛なんて付属品でしかない。
遅すぎる亀の歩みでも、たまに後退することがあっても、
少しずつ、少しずつ、進み続けている実感はある。だから、
今日は1日休んでしまったけれど、色々ぐちゃぐちゃだけど、
だから、これまで以上に、とにかく頑張るんだ。
中国人のように。
「自分に何が残せるのか」
私にとってのそれは、お墓や碑を立てることに似ていると思う。
たとえば、大きなピラミッド。
それは偉大な王様の権力で残すお墓。
大勢の民草はその元で一つ一つ石を削り出し、
命令の元に、とにかく数を積み重ねてできる巨大なお墓。
積み重なる無数のブロックの一つ一つは均一に揃えられ、
誰がどの石を削ったかなんてもうわかりはしない。
直接作業した大勢の下っ端たちの名前なんて残りはしないけれど、
その完成品は多くの人の目に触れ、知れ渡り、
たとえ後世で誰一人、一作業員であったその誰かのことを知る人がいなくとも、
そのお墓は沢山の人の心に何かを残すことができるであろう。
その建設メンバーの一人で在れたことに誇りを持てるのなら、
そこに居た知られない誰かの人生はそれで満足なのかもしれない。
あるいは、
たとえば、道端の不格好な小さな石碑。
道から少し外れたところにぽつんと立っていて、
雨風にさらされて、草木に埋もれて、いつ風化してもおかしくないような、
小さくてイビツな、だけど他に同じものなんて他にない、そんな一塊の石。
その道を通る人でさえ気にも留めないかもしれないような碑だけれど、
その碑には巨大なピラミッドにはない、残したいものがあった。
その碑を建てた誰かは、偉い身分でもなんでもないのだけれど、
それを誰にも知られないまま、声も上げずに終わってしまうのが、
とてつもなく、嫌だったんだ。
出来得ることならば、
私は両方で在りたいのだけれど、
監視役にムチで背中を叩かれてもなお、
ピラミッドの1ブロックも満足に削り出せない今の私には、
それをやりながら自分の碑を彫る余裕はとうてい無いのである。
今の私には―。
私にとってのそれは、お墓や碑を立てることに似ていると思う。
たとえば、大きなピラミッド。
それは偉大な王様の権力で残すお墓。
大勢の民草はその元で一つ一つ石を削り出し、
命令の元に、とにかく数を積み重ねてできる巨大なお墓。
積み重なる無数のブロックの一つ一つは均一に揃えられ、
誰がどの石を削ったかなんてもうわかりはしない。
直接作業した大勢の下っ端たちの名前なんて残りはしないけれど、
その完成品は多くの人の目に触れ、知れ渡り、
たとえ後世で誰一人、一作業員であったその誰かのことを知る人がいなくとも、
そのお墓は沢山の人の心に何かを残すことができるであろう。
その建設メンバーの一人で在れたことに誇りを持てるのなら、
そこに居た知られない誰かの人生はそれで満足なのかもしれない。
あるいは、
たとえば、道端の不格好な小さな石碑。
道から少し外れたところにぽつんと立っていて、
雨風にさらされて、草木に埋もれて、いつ風化してもおかしくないような、
小さくてイビツな、だけど他に同じものなんて他にない、そんな一塊の石。
その道を通る人でさえ気にも留めないかもしれないような碑だけれど、
その碑には巨大なピラミッドにはない、残したいものがあった。
その碑を建てた誰かは、偉い身分でもなんでもないのだけれど、
それを誰にも知られないまま、声も上げずに終わってしまうのが、
とてつもなく、嫌だったんだ。
出来得ることならば、
私は両方で在りたいのだけれど、
監視役にムチで背中を叩かれてもなお、
ピラミッドの1ブロックも満足に削り出せない今の私には、
それをやりながら自分の碑を彫る余裕はとうてい無いのである。
今の私には―。
諦めかけていた・・・。
今週は、たぶん1日平均13時間くらいしか働いてない。
最近、また色々と迷い始めてしまっているけれど、
でも、
もし一緒に肩を並べていたいのなら、
手の中の小さな豆電球なんかじゃなくて、
やっぱり同じ太陽を仰ぎ見るべきだよね。
だけど・・・・悩む・・・。
今週は、たぶん1日平均13時間くらいしか働いてない。
最近、また色々と迷い始めてしまっているけれど、
でも、
もし一緒に肩を並べていたいのなら、
手の中の小さな豆電球なんかじゃなくて、
やっぱり同じ太陽を仰ぎ見るべきだよね。
だけど・・・・悩む・・・。
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