こんなところで布教活動もアレなのですが、
最近、UTAUのユフさんのファンになりました。
ボカロ厨ですみません´｀；



もう今年もいつの間にかあと一ヶ月ちょっとになりました。
仙台に越して来たとは言え、たぶん年末年始は休めない感じなので、
週末に弟が帰省するということで、
自分もバイトが終わった足のまま弟の車に同乗して、
一泊のトンボ返りではありますが帰省することにしました。

　　

実家の方は相変わらずな感じです。
その日は残っていた周りの家の基礎部分を
パワーショベルが掘り返していました。
今でもまだたくさんのボランティアの方たちがやってきていて、
関西訛りのボランティアの人たちが草刈をしていました。
故郷に帰ってきたら知らない人たちが土地を弄繰り回している。
なんだかアウェー感。
外来種に遭遇しているザリガニの気分でした。
フラフラ散歩に出かけたはずが、
いつの間にかスニーキングミッションをしながら家に戻りました。

父は相変わらずパチンコをしています。
午前中だけちょっと共同の海の仕事をして、
それで月収が○十万とか、良い御身分です。
国からお金がでなくなったらどうする気なのか･･･。

弟も最近はパチンコです。
高卒で、給料の高い電気系の仲介職？
みたいなところに就き、趣味も無いものだから
時間と金を持て余してます。
それでパチンコで遣い過ぎて実家から5万借りたとか、
世の中舐め腐ってます。
勝ち組め＃

母も共働きで、海の仕事をしています。
アニメ好きなのですが、ネット環境もなくなったものだから
専ら家事や畑や漬物なんかをしています。
なんか風邪をこじらせてるっぽくてちょっと心配です。

おババは帰るたびに歳を取ります。
時々散歩に出る以外は、だいたいテレビを見ています。
横で似顔絵を描いていても気付きもしません。
自分は、どちらかというとおばぁちゃん子だったので
そのうちこの人の顔を見れなくなると思うと寂しくなります。

妹は、東京で彼氏ができたらしく、帰ってきません。

そんな感じ。

それから母が、自分の大学時代のクロッキー帳と、
その当時撮っていた写真のネガをみつけてきてくれていました。
どちらもまだ乾いた泥がくっついていました。
クロッキー帳は大学時代に雑記帳としていつも持ち歩いていたもので、
若干メモ魔なところもあり、授業のメモ、落書き、アイディア、妄想、
卒論や卒制の構想や、当時作っていた「さくらの雨」のコンテなどが
キモイくらい隙間なくビッシリ書いてありました。
(っていうか、母に見られてしまいましたorz
　あれは絶対に見た反応です。死にたい。)

それを見返していると、今の自分はあの頃ほど
あまり物を考えなくなったなぁと思います。
っていうか、2年も経っているのに画力あんまり成長してない！？
たぶん、あの頃の自分は余計なことの塊なのだと思います。
人は大人になるに連れて、
生きるために必要の無い部分を削ぎ落としていきます。
たぶん、公式を代入するイメージです。
認識の計算を省略化します。効率的です。
ですが、子どもは認識を全て一から計算します。
問題を解くための公式を導き出すところから計算が始まるのです。
例えば、「雨の中の高層ビル」を
大人は「雨の中の高層ビル、±形容詞」みたいな感じで捕らえますが、
子どもは「(自分の目を惹くところ)±(目を惹かないところ)」とか、
そもそも「高層ビル」という認識ではなく、その情景とを単体として？
････ああ、だめだ長い。

とにかく、言語化やカテゴライズとか、
大人になるたびにその裏側の余計な認識を計算をしなくなっていて、
そのクロッキー帳には自分の余計なものがビッシリ詰まっていて、
見返してみて、はっとしたっていう、そんな話。