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新年度になってしまいましたが、
つい先週も、大きな雷を落とされたががめです。
言い訳にしかならないのですが、
前日の便に徹夜で間に合わせた直後で、2徹とか、
眠気以上に視力が限界で、後半ほとんど線が見えておらず、
でも、何にせよ、たしかに、それはもう酷いあがりだったので、
返す言葉もありませんでした・・・(´・ω・`)

「時間をかけて自分の実力の100%の仕事をするのではなく、
 時間内で自分ができる最高の仕事をするのがプロ」

この1年で複数の人から何度か言われた言葉です。
時間を掛ければ良い物なんて誰にでも作れる。

良いものを作れる人が"プロ"なのではない。
たとえ素人以下の品質しか出さなくても、
それでお金を稼いで、生活できている人は
紛れもなく"プロ"なのである。
実力は、そういった生活を続けるのであれば
おのずと必然的に着いてくるものなのである。

だから、そこに自分の美徳は要らない。
それは自分ではない。仕事なんだ。
愛してはいけない。
主張はいらない。
大丈夫、そういう気持ちは意識しなくとも
おのずと画面に滲み出てくるものだから。


頭では、わかっているのに・・・・。
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結局のところ、何が問題なのかというと、
【滑らかで繊細な線のコントロール】なのである。

それさえできてしまえば、何度も細かく消したり
線を削ったり、整えたりする時間も減って、
最低限こだわりたいところにも時間が割けて、
自分の問題は全て解決するのだと思う。
作業中の消している時間の割合が尋常じゃない。
たぶん、描いた線の2/3以上を消している。
神経質になり過ぎている部分もあるけど、
それ以上に、自分は不器用過ぎる。

だから、それさえできてしまえば・・・・
相変わらず時間の無い毎日ですが、
昨年10月からやっていた会社の企画がとりあえず一区切り着きました。

この半年で、単なる技術職としてだけではなく、
一社会人として、色々なことを学んだ気がします。
むしろ、後者の方がほとんどかもしれませんw
色々な人から沢山のことを教わりました。
そして、一番大きかった事は、たぶん生まれて初めて
心の底から『負け』を感じたことだと思います。

「可能性の保留」という話を聞かせていただきました。
最近の若い人に多い傾向で、
「勝ちも負けもしない状態よりも、死ぬことの方が自分らしい、
 それを『高尚な死』だと感じてしまう」ということだそうです。
(簡単に言うと、つべこべ言わずにとにかく挑戦しろ!
という話だったのですが・・・w)

ここからは自分の解釈なのですが、
つまり、シュレディンガーの猫なのです。
自分がぐずぐずしている間に、もう、とっくに死んでいるかもしれない
猫に入ったままの箱。
その箱の中の猫は、自分の持つ才能や可能性だったりします。
そこに死んだ猫(才能や可能性)を見るのが怖くて、ずっとフタを開けられない。
だけど、フタを開けない限り、自分はずっと何もしなくとも、
何もしないからこそ「いつかは出来る自分」でいることができる。
だから、そのまま逃げ切ってしまえば「出来ない自分」にならなくて済む。

・・・・図星だったからよくわかるのです。
可能性の限界や、等身大の自分の出来の悪さに薄々気が付いているからこそ、
箱の中身を受け止める自信がなく、フタを開ける勇気が持てず、
その自信が持てずにいるのは、いつも誰かに守られて、助けられて、
今までずっと自分が何もして来なかったから。
何もしないからこそ「いつかは出来る自分」でいることができるのに、
何もしないからいつまでも自信が持てない、という悪循環で、
「自分なりでも、いつかはなんとかなるさ」と、いつまでも先延ばしにしたまま。
そこから抜け出せなければ、最後に行き着くのは「高尚な死」なのである。

とりあえず、自分はボロボロになるまで働いて、
注意されたり、怒られたり、励まされたりして、
やっと箱の中の等身大の自分が見えてきたような気がします。
他の人には当たり前だったかもしれないけれど、
自分にとっては貴重な収穫だったので、小さいけれど、まず一歩。
東日本大震災から1年、
津波で行方不明になったままの伯母の1回忌で
すこし地元に帰省して参りました。

3月              7月              翌3月

家  
なんか変な碑ができてる・・・・w


  

津の宮  ×
時間が無くて、適当に撮影してたので撮り溢し。真ん中にあった木は切り倒されていました。

  

  

  

  

×                 

瓦礫が撤去されて、草が生えて、積もっていた雪が溶けて←今ここ。

 ~以下、家族の話~

全員ではありませんが、久々に家族や親戚が揃いました。
どこも色々と苦しい状況ではあるのですが、
みんな思ったよりも元気そうだったのでなによりです。
っていうか、妹がメッチャ美人になってたーっ!!
ので盗撮。 兄ちゃんはすっぴんの方が可愛いと思う。
阿良々々木さん程ではありませんが、自分もそこそこ隠れシスコンで
妹の変わり振りには会う度にびっくりするけど、
ストーブの前でマジで猫みたいに丸まったり、テーブルの下を潜り抜けたり、
床に落ちたものを拾って食べたりしているのを見ると、
やっぱりウチの妹だ、と再確認できて安心しましたw
でも、今度、今の仕事を辞めてしまうのだそうです。
それで、新しく部屋を借りて、バイトしながら生活するんだとか。
若いです。自分が言うのもナンだけど、心配で仕方が無いです。

弟の方は電気関係の仕事に就いていて、稼ぎは良く、
震災後に色々と実家を支えていたのですが、
今度、勤務地が福島に移動させられることが決まったそうです。
例の原発から少し南のところにあるところで、
月に数億の損失が出ているから早く直さなければならないとか。
でも、弟の会社の先輩の噂では、色々と基準値をオーバーしているとか・・・。
弟には、特に趣味が無く、休みの日には手に余る給料を
会社での話題づくりと、ストレス発散のためにパチンコで
費やすような生活をしていて、「兄貴は夢があっていいなぁ。」
なんて溢していました。
「夢だけで希望は無いけどね☆」
と返しておきました。
少なくとも、自分は被災者よりも貧しい生活をしているのでw

母は、相変わらず乾物屋のパートと内職で働いていて、
これが実家の主な収入源になっています。
父は、12月で瓦礫撤去の仕事が無くなってからは、
朝からパチンコに明け暮れる日々を送っていたのですが、
よく知らないのですが、また新しい仕事を見つけたそうです。
オババはずっと家でテレビを見ています。

そんな感じ。
自分はずっとひきこもりで、家族にも迷惑ばかりかけてきたのですが、
改めて、家族がひとつの家で一緒に暮らすことが、
そこで生まれて、育まれることが
どれだけ幸せで、恵まれたことなのかを知った気がしました。




がんばろう(`;ω;´)
「疲れていた」を理由にはできないけど、
自分は作業が遅くて、いつも助けてもらってばかりで
最近またそれが当たり前になっていて、
自分のことでいっぱいいっぱいで、
周りに対して鈍感になっていて、
酷いことをしていることにも気付かなくなっていて、
もう、嫌われたって当然だった。

だけど、同期の子がこっ酷く叱ってくれた。
「仕事の才能以前に、社会人として問題だよ!」
一番年下だけど、一番のしっかり者。
例えるなら、聳える小さなヒマワリみたいな子。

嬉しかった。
それを、きちんと言ってもらえたことが。
それでも嫌わないでいてくれたことが。
なんだか最近色々追い込まれていた所為か、
いつも以上に涙腺が脆くなっていて、
本人の目の前で情けなく泣いてしまった。

色々迷っていたけれど、やっぱりもう少しだけ
この仕事を続けようという決心がついた。
この会社に入社して、本当に良かったと思う。
たくさん迷惑かけて、お世話してもらってばかりだけど、
でも、少しでも期待に応えたいし、力になりたい。

とりあえず、震災から1年で1回忌なので
これからちょっと帰省するので、
その旨を両親にも伝えてこようと思う。
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 おおよそ なぅ 
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HN:
ががめ
年齢:
36
性別:
男性
誕生日:
1988/06/30
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